オーガニック認定を受けているから安心か?

20151223

化粧品の国内市場は約2兆3000億円と言われています。
そのうちオーガニック化粧品は、1165億円(全体の約5%)。
オーガニック・自然化粧品の市場は、消費者の安心・安全性に
対する欲求が低下することはなく毎年約5%成長しています。

その流れの中で、海外からオーガニック化粧品を取り扱う企業も数多く増えましたが、
今までのようにオーガニック化粧品=安心安全というキーワードだけで、
ニッチマーケットが、これ以上拡大しないのではないかと思うのです。
食品は、安心安全を求めて高くても購入する傾向があるので伸びるかと思いますが、
化粧品は、消費者が求めていく傾向が年齢とともに変化するので、
安心安全だけでアンチエイジングなど効果を期待できるものでなければ、
美と健康を叶えることは、難しいと思うのです。

オーガニック系商品は、無添加、自然派と謳う化粧品が多いですが、
厳密なオーガニックコスメの定義がないため、
化粧品の内容は製造販売する企業のモラルによる所がとても大きいのが現状です。
そのため、海外のECOCERT(エコサート)など、
オーガニック認定を第三者機関から受ける傾向があるようですが、
コストが高く、そのコストは結果的に商品価格に跳ね返ることになるので
消費者にあまりメリットがありません。

全体の5%がオーガニックであればオーガニックコスメ

世界的権威のオーガニック認証機関エコサートは、
オーガニックコスメの認定条件として、次のような規定があります。

・完成品の95%が自然原料であること。(水含む。)
・完成品の5%は化学原料で良い。
・完成品の5%は、オーガニックでなければならない。
・植物原料の50%は、オーガニックでなければならない。
・化学香料は、使用不可。

エコサートでさえ、全体の5%がオーガニックであれば良いとしているのです。
言い換えれば、オーガニックコスメとして認められている化粧品でも、
オーガニックでない原料や化学成分が配合されているということです。

旧指定成分は無添加、オーガニック成分を配合しているから
全ての商品が優しい化粧品であるとは言えないということ。
例えば、安息香酸は旧指定成分に指定されていますが、
海外のオーガニックの成分に配合されていたりします。

今後、オーガニック認定を受けるか?

現状キメラボでは、有機JAS認定※を受けているファームと連携し(そのぶん仕入れも高いですが)、化粧品成分に使用している植物の産地を明らかにすることで、第三者機関の認定と同じ位置付けを持たそうと考えています。
今後、日本でオーガニック認証の非営利団体(こういった機関は営利団体ではダメ)があればで、前向きに検討してみたいと思います。

消費者は日々接している化粧品にどんな成分が含まれているのか、
どういった考えのもとで製品づくりに取り組んでいるか、
特にオーガニック系コスメ商品に注意を怠らないことが大切です。

※有機JAS認定は、
収穫日より過去3年間以上、農薬など化学資材を一切使用しない田畑で収穫されたものとされています。

キメラボは地産地消の化粧品づくり

私たちは、単純に海外のオーガニックのブランドを日本で販売するより、
その地域(国)で地産地消できる材料をベースに、
商品開発することが大切だと考えております。

暖かい国、寒い国、湿度が低い国、食べ物による体質、、、
様々な環境の上、カラダの体質や肌質が成り立っていますので、
一概に海外で流行っているから、このオーガニック商品が
日本人に良いとは限らないということです。

また、アンチエイジングを気にする年齢になれば、
サイエンス(最先端のテクノロジー)の力も必要です。
オーガニックに傾倒するだけでなく、
アンチエイジングを考えたサイエンスとのバランスが、
美容と健康に繋がると私たちは考えています。

Leave a comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

two × 4 =