ハンドクリームは手肌をカサつかせる原因に

20151130
今の季節、手が荒れてハンドクリームを頻繁に塗っておられる方が多いかと思います。
本来、湿度が低くても手がカサつくことはありません。
原因は、ハンドクリームの中身の成分によって、バリア機能が壊されているからです。
手肌の荒れを改善するには、石けんを使用せず、水だけで洗って、
ハンドクリームを付けずに過ごせば、手肌のカサつきは少しずつ無くなってきます。

水だけの手洗いは、不潔じゃないの?と思われるかも知れませんが、
東京都立衛生研究所の手洗いの実験結果より、以下の報告があります。

①水洗(水道水)1分間の手洗いで、除菌率51.7%
②水洗(40°Cのお湯)1分間の手洗いで、除菌率平均80.5%
③石けん(水道水)1分間の手洗いで、除菌率平均50.3%
④石けん(40°Cのお湯)1分間の手洗いで、除菌率平均74.3%

①と③の結果から、
水洗いと石けん手洗いと変わらないことが分かります。
石けんで手を洗わなくても菌が増殖する心配がないということです。
手についた風邪のウィルスは、一時的に粘膜に付着しているだけで、
水洗いのみで十分洗い流せます。
また、アルコール消毒は避けた方がいいです。
手の常在菌が死滅し、手肌がカサカサになり、
バリア機能が壊れ、かえって菌が感染しやすくなります。

人の免疫細胞は沢山の病原菌と戦いながら成熟しています。
牧場や農場の自然の中で触れ合いながら育つと免疫力が高まります。
過剰な潔癖は、カラダにもお肌にも良くないのです。

ハンドクリームの中身に話しを戻しますと、
界面活性剤、防腐剤、香料、シリコーンなど、肌のバリア機能を壊し、
肌の刺激となる成分が多く含まれています。
使用感はしっとりした感があっても、クリームの下の手肌は確実に痛んでいます。

手が荒れている時ほど、ハンドクリームを使わないのが良いのです。
私たちがハンドクリームの代わりに使用するのは、
寝る前に少しハチミツを少量(米粒)馴染ませて手肌に浸透させます。
はちみつの抜群な保湿力は、肌の水分を保持する力やバリア機能を高める効果が期待できます。
他には、ホワイトワセリンでも代用できますが、
付け過ぎは皮脂膜の再生が妨げられるので、習慣的な使用は避けてください。

洗顔の場合、朝と夜の2回で済みますが、
手の場合、トイレや食事の前など洗う回数が1日数回あります。
手肌は過剰に甘やかすとトラブルになることを知っておいてください。

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